頭ほぐしと腸の関係について
今日は❝腸❞のお話をしたい思います。
よく【腸もみってなんですか?】と、ご質問を受けます。
頭ほぐしの施術はセロトニンホルモンの活性化や脊髄液の循環を良くし、脳の老廃物の除去を、そして最終的には自律神経を活性化させ、不調をなくしていくことが目的です。
(※脳脊髄液の循環によって、脳の老廃物の除去が行われていることも、ここ近年でわかったことだそうです。)
そして、脳疲労が溜まることが自律神経や頭のコリにも直結します。
もちろん身体的疲労から(肩こり・首コリ・くいしばりなど)頭皮のコリにつながることもあります。
しかし、今日はそこを掘り下げてお話しします・・・
❝腸❞のお話。
人が生命を宿して、臓器などが形成されていく中で、実は腸が一番最初に形成されるそうです。
つまり、命の一番最初は❝腸❞から始まるのです。
そして、人はストレスや慢性的疲労などを蓄積すると、脳でキャッチするのではなく、まず❝腸❞でキャッチします。
【脳腸相関】とは?
【脳腸相関】という言葉がありますが、脳から腸に指令がいっているわけではなく、腸から脳に指令がいっているのです。
もちろん、腸を動かしているのは自律神経。
つまり脳からの指令ですが、外的要因を受けた時の指令は腸から脳にいっています。
つまり毎日快調に排便があろうとも、腸の活動が低下しているという方はとても多いです!!!
そこで、頭をほぐす前に❝腸❞から整えていくことはとても大事なのです。
❝腸❞はどの臓器よりもとても繊細で、そしてとても頑張り屋さんで、どんなにストレスがかかっても痛みなどの実感はあまりないです。
しかし、脳と深い関わりがあることから(神経伝達)腸でストレスを感じると、脳でもストレスを感じます。
そして、腸からの脳疲労が蓄積されることによって、
- 慢性的疲労の蓄積
- 睡眠の質の低下
- 自律神経の不調
このような症状が出てきます。
また、脳と深い関わりのある❝腸❞は、過去のトラウマを覚えている。という精神科医の実証もあります。
幼少期に何かしらのトラウマがある場合、成人してから腸の不調に悩まされることや、腸の不調から脳への伝達により、精神疾患につながりえないという、話もあるそうです。
今日は❝腸❞のお話でしたが、腸はとっても素直で良い子です。
セルフケアもとてもしやすい箇所ですので、サロンにお越しのお客様には【腸もみセルフケア方法】をお伝えしています。
セルフケアで腸もみをするだけでも、とてもスッキリしますよ☺
脳も臓器も実に単純なものを、追い詰めているのは習慣。
結局、その習慣が病気を引き起こしたり、不調を起こしたりします。
私もまだまだ勉強中ですが、是非気になる方はご相談下さい。
体をほぐし、楽にし、生活習慣を一緒に見直す機会をつくりませんか?